【波引き】ダウ理論・エリオット波動論結局どっちが大事?

ダウ理論&エリオット波動論
Translate

やあ、やあ性格の悪いかちょーだよ。

今回は永遠のテーマとも言える?ダウ理論とエリオット波動論について結局の所、どっちの方が大事なのかを考えていきます。実際のチャートでエントリーをする際、相場環境認識をする際に重要度の比率だったり、どのように使うのかという質問も過去に何回かありました。

FXチャートの相場環境認識をするにしても様々ツールがあり、役割が大きく異なることから、使い分けなどが難しいということがありますよね?

まずはダウ理論、エリオット波動論においての役割を考えてみましょう。

イメージしてみてください。

例えば、野球では、どちらのチームがより多くの点数を取るのかを争う競技ですが、同じ野球をするにも様々な道具が使われています。ボール・バット・グローブ・ヘルメット・キャップ・スパイク・レガースなどが存在しますが、点を取るという目的を達成するために果たして全ての道具が同じ役割をしているのでしょうか?

また、例えば、攻撃時にはグローブを使う必要性はありますか?反対に守備時にはバットは必要ですか?

といった感じで場面によっては用途が異なることから、要らない道具が発生します。


FXでも同じことが言えるのではないでしょうか?

かちょーFX勉強会ではダウ理論やエリオット波動論を主体として相場環境認識をしてチャートの情報をまとめて将来(右側)に起こりえる事象を予め想定してエントリーに活かせるか否かを判断します。

例えば、下のチャートをご覧ください。

GBPCHFチャートの高値安値が決まらない

極端な例になりますが、直近のGBPCHFを参考に考えましょう。

このチャートを使って『ダウ理論・エリオット波動論どっちが大事?』と言われても意味がないことに気が付きますか?

ダウ理論を使ってチャート分析しようとしても高値安値が中々決まりません。その時点で相場環境認識を続行して、無理矢理エリオット波動論の波に基いたカウントをしても意味がありません。

道具を知っていたり、不要なときに使うのは意味がない例です。強いて言うのであれば、ダウ理論がどちらかというとチャートを見た時に先に行うべき理論になります。

どちらが大事ということよりも、それぞれの理論にはしっかりと役割、特徴、順番があることを理解しましょう。

どの場面でどのような理論を先に考えて、その理論の役割に応じて次に進むかの判断をします。

基礎的なことは関連ページなどを参照してください。

それぞれの役割・特徴を見ていきましょう。




それぞれの特徴

ダウ理論

ダウ理論の概要

ダウ理論の概要や基礎知識に関しては、上のページからダウンロードして確認することが出来ます。まだ、ご覧になっていない人は無料で配布しているのでぜひ確認してみてください。

この記事で書くと長くなってしまうので、ダウ理論やエリオット波動論の概要や基礎は割愛します。

役割

ダウ理論はチャートを分析する上で手法を問わず、誰もが使うツールではないでしょうか?

それだけダウ理論というのは多くの方々に注目されている理論でもあります。

かちょーFX勉強会ではどうでしょうか?

エリオット波動論と一緒に勉強をして相場の分析などを行っていますが、エントリーをする際、あるいは、相場環境認識をする際にダウ理論との区別がつかないことがあります。(一緒に勉強していく上でのデメリットかもしれませんねw)

ただ、ダウ理論とエリオット波動論にはそれぞれ大きく役割が異なるツールとなります。

ダウ理論のチャートでの役割として、

  • 高値安値の把握
  • トレンドがどっちに向いているのかを見る
  • エリオット波動論で細かく波を分析する必要性があるのかを判断する

ダウ理論で必要な知識とは別に考えるとして、上記の3つが大まかな役割と言えるのではないでしょうか?これらの役割を下に相場環境認識を行い、次のステップであるエリオット波動論の話に結び付ける価値があるのか否かを判断します。

チャートを大きな目線で見た時に『トレンドがどちらに向いて』『私達個人投資家にとって取れる範囲(スタート&ゴールの把握)』を知ってから本当にエリオット波動論で細かい部分を分析する必要があるのかを考えます。

いきなり細かい部分から見ても苦しいだけですよね?

特徴
1995年7月20日以降 AUDUSD日足

1995年7月20日以降 AUDUSD日足

例えば、上記のチャートを使ってダウ理論の役割・使える場面の特徴を考えていき、エリオット波動論にどう結び付けていけばいいのかを深堀していきましょう。

てきとーに取っています。チャートは何でもいいです。

それでは、ダウ理論の役割と言えばまず先に浮かんでくる高値安値を決めていきましょう。

参考回答は⇩

AUDUSD日足 高値安値を決める

AUDUSD日足 高値安値を決める

だいたいこのような波をチャート上に描くことが出来るのではないでしょうか?

高値を更新し、安値を切り上げる動き。まさにアップトレンドの定義として成り立っている場面になります。波を引いて高値安値が決まったということは、高値安値が決まったと同時にこのチャートでは、トレンドがどっちに向いているのかも決まりました。

ここまでは、チャートが完成した段階で波がキレイに描けるお話しになりますが、チャートが現在進行形で波を作っている最中ではどうでしょうか?同じように高値安値・トレンド方向がスムーズに決まると思いますか?

答えは、違いますよね。未来の予想が完璧に当たる訳ではありません。

だとしたら、私達個人投資家は左側にある情報を拾てトレードに活かすしかありません。

例えば、上のチャートに表示されている青色枠内が完成される前のチャートについて考えましょう。(青色枠、それ以降のローソク足が表示されていないと考えてください。)

AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える

AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える

青丸には過去の高値と言えるものに印を付けています。

チャートが赤色波+黄色波までしか完成されていないと想定すると、まず手順として①高値安値を決める。②トレンドがどちらに向いているのかを把握する。この二つを必ずと言ってもいいほど見極めないといけません。

そこから、明確に上記二つを決めることが出来たら過去の高値安値に注目します。(青丸)

どちらでもいいですが、仮にこのチャートでは過去から修正波A波B波C波を作ってから赤色波を作ったとしましょう。(過去から推進波1波+修正波2波を作った構成でも可)

ということは、ダウ理論上の情報からでは、トレンドの転換が発生したということが言えます。この辺りからエリオット波動論の波に基いたカウントが必要になることとダウ理論の限界というものが同時分かる場面になります。ダウ理論だけでは、『トレンドがどちらに向いているのか』『チャートが完成してからトレンドの継続を知ることが出来る』というどちらかと言うと、過去形の情報しか拾うことが出来ません。

トレンドの定義 アップトレンド

トレンドの定義 アップトレンド

思い出してみてください。アップトレンドとして成立するためには少なくとも高値が2つ以上存在していることが大前提条件になります。つまりは、①+②の高値安値が存在しているだけでは、どちらのトレンドに明確に向いているのかが分かりません。これから上に行くかもしれないし、下に行くかもしれないという不確定要素しかないチャートになってしまいます。

①の高値が確定し③の高値が現在進行形で形成してきたらどうでしょうか?

これならば、③の高値が過去の高値である①を更新することにより、明確にトレンドがアップトレンドということが確定しました。

これがダウ理論の弱点とも言える部分です。チャートが完成してからトレンドの継続を知ることが出来る。別の言い方をすれば、『既に存在しているものに物事の定義付けをしている』のがダウ理論になります。


話しを戻すと、ダウ理論だけでは『トレンドが転換した』という漠然とした情報しか手に入らないということですね。トレンドが転換してもトレンドが継続するとは別の話しです。気を付けましょう。

丁度かちょーがチャート上に描いた青丸の部分では『トレンドが転換した』という情報しかないことに加えて、トレード面で考えたら、どうでしょうか?

青丸の個所でエントリーするのは『良いこと?悪いこと?』どちらに該当するのでしょうか?

『トレンドの定義 アップトレンド』の画像をもう一度見てみましょう。ここでは、①が過去のどこかの高値だとして③が高値を更新した赤色波という所です。

高値を更新する、いわゆる、トレンドが継続するサインを見せたら、相場はほとんどのケースでは一旦休みを入れるという形で戻りの波を作る可能性が高いです。したがって、チャートの青丸での新規エントリーはあまり望ましくないということですね。

それでは、私達個人投資家が入れる場所が極端に少なるのでは?と思われますが、ここで登場するのがエリオット波動論になります。

次の項目で確認しましょう。

まとめ程度に⇩

ダウ理論を使って次に進むかの判断

ダウ理論を使って次に進むかの判断

ダウ理論を使って相場を分析する上での役割とは、①高値安値を決める。②トレンドがどちらに向いているのかを把握する。この2つになります。

その後、明確に高値安値・トレンドを決めることが出来たら、エントリーの候補となり得る箇所を探すためにエリオット波動論の波に基いたカウントを行います。

エリオット波動論

エリオット波動論の概要

役割

ダウ理論では、チャートが完成してからトレンドの継続を知ることが出来る。別の言い方をすれば、『既に存在しているものに物事の定義付けをしている』という弱点があることを述べました。エリオット波動論は決して完璧ではありませんが、ダウ理論の弱点とも言える個所を補う形でチャートを分析する理論・インディケーターになります。

未来の不確定要素を計算によってトレードをするという点ではインディケーターと言っても過言ではないかもしれませんね。

エリオット波動論のチャートでの役割として、

  • ダウ理論で大きく見た相場を細かく分析する
  • トレンドの『場所』を見る

エリオット波動論では波の細かい部分を見ることから、いきなりエリオット波動論から分析を始めるのではなく、大きくチャートを見るダウ理論から始めましょう。

特徴
AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える②

AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える②

先程のチャートを再利用して考えてみましょう。

ダウ理論では、高値安値・トレンドの方向性を決めるという役割がありました。

高値を更新する、いわゆる、トレンドが継続するサインを見せたら、相場はほとんどのケースでは一旦休みを入れるという形で戻りの波を作る可能性が高いです。したがって、チャートの青丸での新規エントリーはあまり望ましくないということですね。
それでは、私達個人投資家が入れる場所が極端に少なるのでは?と思われますが、ここで登場するのがエリオット波動論になります。

ダウ理論で前述した内容の中のエリオット波動論を使って考える部分に焦点を当てましょう。

AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える③

AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える③

先程の波を細分化したものになります。

仮にこのチャートでは過去から修正波A波B波C波を作ってから赤色波を作った例を引き継いで考えましょう。(過去から推進波1波+修正波2波を作った構成でも可)

ダウ理論だけでは、高値安値どちらかを更新するまでどちらのトレンドに属しているのか中々判断することが難しいことをお話ししましたが、エリオット波動論の観点から波を詳細に見た場合にはどうでしょうか?

左側(過去チャート)に修正波ABC波が出現したと分かる証拠があるのであれば、わざわざダウ理論で言う高値安値を更新するまでトレンドが確定したことを待つ必要はあまりありませんよね?もちろん、高値安値が分かる根拠となるものがあればトレードにおいてはとても心強いですが、ダウ理論だけの知識だけでは、トレンドと言えるものを確定するためには少なくとも2つの高値(安値)が必要になります。

これでは、トレンドが仮にどちらかに確定しても方向性を知るタイミングとしては、かなり後になってしまうことに加えて、アップトレンド(ダウントレンド)だと分かった場面から個人投資家が取れる値幅は限られてきます。

エリオット波動論を使うことによって、個人投資家が早い段階でチャンスを見つけて、取れる可能性がある値幅に変化が生じます。

まず、かちょーの落書き『トレンドの定義 アップトレンド』の画像を見てみましょう。

イメージですが、ダウ理論では③が①の高値を更新することによってはじめてアップトレンドとして認識します。反対に、エリオット波動論の情報を下に相場環境認識をすると、相場次第では①+②の波が確定した段階でアップトレンドであると判断することが出来るため、相場の一番美味しい所である③の波を取ることが可能になります。

ダウ理論とエリオット波動論の違いが分かりましたか?

エントリーポイントにも大きく影響するため、勉強することをおすすめします。

チャートの戻りましょう。『AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える③』です。

先程の説明を下に考えると、左側の修正波が終わったことを確認することが出来れば、赤色波の底付近からのエントリーも不可能ではなくなります。むしろ、私達個人投資家が取れる値幅が大きくなるという訳です。さらに、次の黄色の修正波が終わった後の相場にも早い段階で乗ることが出来ますよね♪

ただし、水色丸で囲っている部分でのエントリーはやめましょう。波は推進波であれば3波、もしくは、5波を作って進んでいきますが、目立つ高値安値があるのであれば反応して逆行する恐れがあります。この付近での新規エントリーは出来るだけやめましょう。

ダウ理論+エリオット波動論の関係はだいたいこのような感じです。

では、本来の話しである『AUDUSD日足 高値安値を決める』のチャートの中で青色枠以降の相場が出現する前の相場に対する考えをしていきましょう。

だいぶごちゃごちゃになってますよね?

分かっています。執筆している本人も訳分からなくなっていますw

AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える④

AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える④

先程から説明している通り、ダウ理論ではアップトレンドとして認めるためには2つ以上の高値が必要になります。つまりは、上の画像にある白色の高値を更新しなければアップトレンドとして認めることはできなくて、エントリーが中々出来ない状況になってしまいます。

『AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える②』のチャートのようにダウ理論だけで相場を分析したら、このような波の形になります。過去に青色丸の高値を更新した形跡があることから、エリオット波動論上では推進波+修正波が完成したと言えます。

そこから、チャートを大きくダウ理論のみで見たら赤色の波+黄色の波しかありませんが、より波を細かく分けることによって、修正波がどこで終わる可能性があるのかを事前に察知することができ、早い段階で青色枠の部分でのエントリーが出来るということです。その例が『AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える③』になります。(『AUDUSD日足 過去チャートから相場を考える③』のチャートにおいて赤波を取るヒントにもなりますね♪)

修正波というのは、3波として形成して終わる可能性が高いため、波レベルではどこで次の波である推進波へと切り替わるのかが分かりやすくなります。これがエリオット波動論の役割と言っても過言ではない所ですね。

ダウ理論では、大きく見た波を高値安値・トレンドが判断できる箇所に対して、エリオット波動論という細かい分析をすることによって、どこで切り替わる可能性があるのかを事前察知することが出来ます。♪

エリオット波動論のもう一つの役割である『トレンドの場所を見る』もけっこう大事ですので、折れずに読んでみてください。

相場環境認識をした後で『エントリーをしよう!』という段階でけっこう気を付けなければならないのが『エントリーをする場所』です。相場環境認識をして、いくらキレイな推進波3波、もしくは、推進波5波を作っていても伸びすぎてしまった波を追いかけると、損切に合う確率がグンと上がってしまうのでせっかく頑張って分析をしてもそれが水の泡となります。

エリオット波動論は波を細かく見る役割を持っていますが、同時に波がどこにいるのかを見る指標でもあります。波が過去の重要な高値安値付近に近づいてきた相場は、いかなる理由であっても個人投資家は素直に休むべきです。

相場はけっこう私達を裏切ってきます。重要な高値安値付近にいる場合には、しっかりとエリオット波動論の波に基いて具体的にどこにいるのか(安いのか高いのか、あるいは、進み過ぎたのか、修正波を作っているのか)をしっかりと把握してください。

間違った場所でエントリーをすると、嫌がらせの様に損切に合います。w

結論

一見すると同じ波を扱っていることから、同じ土俵に居ると勘違いして『どちらが大事?』『どちらを見るべき?』などを考えてしまうかもしれませんが、ダウ理論・エリオット波動論にはそれぞれ違った役割があります。

そのことから、これら2つの理論が同じ土俵に立っていると考えてはなりません。

ダウ理論では過去を定義するもの。

エリオット波動論では過去の情報を参考に未来を予測するもの。

といった感じで『どっちが大事』という問題に対しての明確な正解はありません。強いて言うのであれば、チャート分析の入口としてダウ理論が先に来ることから、『6:4』といった形で見るべきではないでしょうか?

書いてる内容大丈夫?何日かに渡って書いているのでちゃんと校正しようとも思わなくて、、、w

関連ページ

関連記事沢山ありすぎて載せきれませんw

下の検索タグから色々と探すのが一番良いのかもしれません。

その他25 インディケーター1 エリオット波動論32 エントリーポイント10 ゾーン4 ダウ理論29 トレンドの定義14 トレードプラン3 トレードルール1 パソコン1 メンタル12 ルール4 ローソク足14 ローソク足ダウ理論7 修正波10 動画34 卒業生4 基準6 基準の波1 手法11 推進波6 検証1 水平線15 波引き36 添削7 相場環境認識8 経済指標2 質問2 長期足5

コメント

テキストのコピーはできません。