まず、言わせてくれ、、、
かちょーはパソコンに関しての専門家でも、プロフェッショナルでも、IT関係に関して資格があるわけでもありません。少し勉強した凡人です。
気になる方々がいらっしゃったので、書いているだけです。w
どーーーも
こんにちは、お久しぶりですw。ブログを書くのは実に久しぶりです。冒頭でも書かせて頂きましたが、かちょーはパソコンのプロではありません。ただのパソコン好きです。
『パソコン自作しちゃった』っていうレベルですw
だから、ノークレームでお願いします。
※今回は新品を買いたいけど、パソコンに詳しくないという方を前提に書いています。
パソコンって無数の選択肢があって、人それぞれの用途が異なることから一概に『これが正解だ!』っていうのはありません。
今回は、かちょーFX勉強会でも使用しているトレードプラットフォームであるMT4を使用する上でのパソコン選びについて『必要最低限』と『これがあれば安心』という条件の下でお話を進めます。
こんなこと書いたら小売業者に殺〇れますけど、無知のまま電気屋さんにお勧めされるがままに購入を進めると、もしかしたら後々後悔するかもしれないので、それを防止するための記事として認識して頂ければ幸いです。
よくある間違った認識を是正しよう
まずは、パソコンについて誤った認識についていくつか改めましょう。
- パソコンの性能は大きさで決まるものではない
- ノートパソコンだからと言って性能が劣るわけではない
- CPUの『core i7』が絶対的に優れているわけではない
- 新品で良いパソコンは必ずしも20万、30万するわけではない
- メモリとストレージは全然別物
- 中古でも全然十分であることもある
皆さんが誤って認識している部分や疑問に思っていることはこれくらいでしょうかね?
それ以外にご質問などあれば、お問い合わせにてお待ちしています。
パソコンの性能は大きさで決まるものではない
これは、申し訳ないですがご高齢の方々にある間違った認識ではないでしょうか?
大きい=良いもの
違いますw
パソコンの外観サイズはけっこう多くあります。
パソコンのサイズは下の画像の通り、物によってはサイズが異なります。
サイズが大きいからと言って、どんなチャートでも絶対にフリーズしないというわけではありませんのでご注意ください。これは埃から守るただのケースです。
後でご説明しますが、例えるならばパソコンケースを飲食店として覚えておいてください。
なお、ちょっとした豆知識としてパソコンケースは、以下の大きさがあります。
大きい順に、フルタワー、ミドルタワー、ミニタワー、スリムタワー、コンパクト、小型、という大きく分けたら6種類存在するということになります。
ノートパソコンだからと言って性能が劣るわけではない
現在販売されている多くのノートパソコンは一昔と比べると、スペック的に最近のノートPCは高性能なものも多く、画像編集・動画編集も問題なくおこなえるモデルがたくさん販売されていて、デスクトップにも劣らない時代になりました。
ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも、ハイスペックを求めない限りほとんど同じことができます!
ただ、違いを挙げるとデスクトップと違い、持ち運びが可能であることから、外出先でもチャートが見れる環境になれるという形になります。
CPUの『core i7』が絶対的に優れているわけではない
一昔前では、CPUの『core i7』が当時のハイスペックパソコンを代表していましたが、トレードにおいて必ずしも『core i7』でなければならないという条件は一切ありません。
現在では、技術が圧倒的に発展したことにより、皆さんがご存じの『core iシリーズ』の『i3』や『i5』でも十分トレードできる環境にあります。
なんだったら、『core iシリーズ』を作っているintel社以外でもCPUの半導体を作っている会社が存在して、より選択肢が増えている状況にあります。
後でご説明しますが、例えるならばCPUを料理人として覚えておいてください。
新品で良いパソコンは必ずしも20万、30万するわけではない
当たり前かもしれませんが、パソコンに20万、30万円を払ってまでトレード環境を整える必要はありません。
全然10万円代前半のパソコンでも十分トレードはできます。
ちなみに、かしょーが使用しているパソコンは自作していますが、総額5万円を切っていますw(CPUを譲り受けた分の額を差し引いても破格ですw)
かちょーのパソコン用途は、トレード、動画編集、画像編集、ネットサーフィン、YouTubeの視聴、などを使用する前提として作っていまして、動作には全く問題ありません。もちろん、チャートがフリーズしたことは一度もありません。
メモリとストレージは全然別物
続いて、これに関しては多くの方、老若男女問わず間違える部分です。
この機会に正しく覚えましょうw
※ちなみに『メモリ』と『メモリー』違いはありません。日本人が英語の『memory』を日本語化したした際の好みの違いです。深く考える必要はありません。w
メモリ
メモリとは、ワードやその他の書類作成、使っているブラウザー(Google ChromeやInternet Explorer)の閲覧などの一時保管です。
例えば、皆さんはワードなどで書類を作っている作業があります。(これを作業①)もちろん、ワードだけの作業をしているわけではないと思います。書類を作るためにインターネット上で何かを調べたりしている作業もあるかと思います。(これを作業②)
作業①から作業②へと切り替える時に、わざわざ作業しているワードを完全に閉じてから、インターネットを開いて何かを調べるといったことはしないと思います。多くの方は、作業①から作業②へと切り替える時に作業①であるワードを『最小化』して一時的に隠すようにしているかと思います。
わざわざワードを閉じた後にインターネットを開くという行為をしていたら、再度ワードを開くのに時間がかかったり、いちいちストレスになりますよねw
この『最小化して一時的に隠す』という行為がメモリを使う部分になります。
完全に閉じたものを再度開くのではなく、一時的に隠すという意味でメモリにデータを保管するのがメモリの役割です。
最小化すれば、いつでも素早くデータを引っ張り出せますね♪
メモリにデータを保管できる容量(数値)を増やすことで、様々なソフトを同時に使用できたり、動画とか音楽のような大きなデータも、すばやく処理できたりするわけです。
つまりは、自分のパソコンの性能を大きく左右する重要な部品です。
後でご説明しますが、例えるならばメモリをキッチン台として覚えておいてください。
ストレージ
ストレージというのは、簡単に説明すると写真、動画、音楽、ワードなどの書類、アプリ、OS、ファイルなどを永久的に保存するものです。
上記のメモリと異なる点は、『保存期間』になります。メモリでは『作業の一時保存』になりますが、ストレージでは、写真や動画などに『永続保管』するための倉庫になります。
日常生活でもお馴染みのiphoneやスマートフォン、店員さんに聞かれたことはないでしょうか?何GBの端末にしますかと。
勘違いしている人もいるかもしれませんが、あれは『ストレージ』の容量を意味しています。容量が大きければ、多くの写真、動画、音楽、アプリを保存できるということです。
決して、インターネットの速度、月々のインターネット使用量やメモリのことを示しているわけではないのでご注意ください。
後でご説明しますが、例えるならばストレージを冷蔵庫として覚えておいてください。
中古でも全然十分であることもある
実は、少し前のパソコンでもトレードをする分には全然問題がないパソコンが中古市場上ではたくさんあります。
『絶対に新品でなければ、チャートが動かない』というわけではありませんのでご安心ください。
ただ、必要最低限のスペックを満たしていないとトレードするのに不向きになってしまいますので、これ以降はスペック『良い』『悪い』の判断を簡単にご説明します。
電気屋さんでぼったくられないようになりましょうw。
使用する用途を考えよう
固定(デスクトップ)?持運び(ノートパソコン)?
まずは、『固定』『持運び』どちらを選ぶかによって大きく今後の選択肢が変わりますので、ご自身の生活スタイルに合わせたものを選ぶことをおすすめします。
かちょーの正解が必ずしもこの記事をご覧になっている読者様の正解になるとは限りませんので、最後までご覧になって頂き、ご自身で判断できるようにしましょう。
デスクトップ、ノートパソコンの特徴まとめ
ノートパソコンの特徴
・持運びが出来る
持運びが出来るということは、トレードをする際にインターネットにさえ接続していれば場所を選ばずに好きな環境でトレードが出来る
・バッテリーが内蔵されている
ノートパソコンはバッテリーさえ充電されていれば好きな場所でトレードが出来ます。常に電源をコンセントに繋ぐ必要がないんです。さらに、ブレーカーが落ちた時の心配もほとんどなく、パソコンは稼働を続けるのでデータが破損する心配はないです。
・省エネルギー
ノートパソコンはデスクトップパソコンよりも格段に低消費電力の部品を使い、電力がムダなく使えるように工夫されています。
・収納スペース
ノートパソコンの横幅と奥行きのスペース、つまりA4サイズなら、A4サイズのスペースさえあれば十分です。また、折りたたんで収納できるため、収納場所にも困りません。
・ディスプレイ、キーボード、マウスが一体型
ノートパソコンはすべて一体型になっていますが、故障したときには注意が必要です。画面の修理内容によっては2万円以上?するかもしれないです。
デスクトップの特徴
・持運び不可
デスクトップパソコンは、常に電源ケーブルでコンセントと繋ぐ必要があるためノートパソコンのように気軽に持ち運べません。
・ディスプレイ、キーボード、マウスが別々
周辺機などが別々につなげる必要性があるため自由度が高い。特にトレードする際のモニターサイズを好みのサイズを選択することができるのが魅力的です。また、周辺機が別々に接続されていることから、故障した際には修理、もしくは、簡単な取り換えで低コストでメンテナンスが可能になります。(ただし、CPU、マザーボードの故障など一部を除きます)
・カスタマイズ性
パソコンの性能を左右する「CPU・HDD・グラフィックボード・メモリ」の交換や増設が簡単にできるのは、デスクトップパソコンの魅力です。
使用するソフトに重たい動作を含むものはあるのか?
例えば、将来的に動画編集や画像編集などの繊細な作業で重たいソフトをご利用する予定があるのであればデスクトップを選んだ方が無難化と思います。
また、デスクトップは高いカスタマイズ性があることから、低コストでパーツの交換などが可能になります。一方でノートパソコンは省エネの設計上、部品の大きさの違い、中身を空ける際の難易度などを考えるとパーツの交換や増設は不可能に近いといえます。
さらに、デスクトップパソコンならではのカスタマイズが、グラフィックスボード(GPU)の増設が出来ることにあります。将来的に専業トレーダーを目指していて、かつ、3つ以上の複数モニターでトレードを考えているのであれば、GPUの取り付けが簡単なデスクトップを選択するのが無難です。
後でご説明しますが、例えるならばGPUをアルバイトスタッフとして覚えておいてください。
パソコンの構成パーツ
モニター
モニターはノートパソコンであれば、購入した商品のままモニターの変更はできませんが(ただし、マルチモニターとして別のモニターと接続が可能)、デスクトップであればモニターは自分の好きなサイズのものを選ぶことが出来ます。
トレードに適しているモニターサイズは21インチ以上が適正ではないでしょうか?
ちなみに、かちょーがこれまで使ったことのあるモニターとして、17インチ、21.5インチ、24インチ、27インチ、32インチとあります。
一番使いやすかったのは24インチと27インチです。それ以上の大きさになると、画面が広すぎて首を大きく動かす必要性があるため、おすすめはしていません。
パソコンケース
こちらに関しては、パソコンを自作したいと考えている方やデスク回りのスペースに気を付けなければならない方向けのお話になります。
ちなみにかちょーは、2020年11月頃にパソコンを自作しましたが、パソコンケースのサイズをしっかりと調べなくてちょっと後悔している内の一人ですw
想像以上に大きくてスペースにちょっと困っていますw
かちょーが購入したパソコンケースの寸法は、『220(幅)×493(高さ)×464(奥) mm』になります。サイズはミドルタワーという大きさのパソコンケースになりますが、これすら調べていなかったですw
でも、ミドルタワーを購入した理由は一応ちゃんとあります。
パソコンケースのサイズを選ぶときに気を付けなければいけないことって、①自分のスペースに収まるか②対応しているマザーボードにサイズが合っているのか③電源が収まるのか、、、それくらいかな?
と考えた時に、かちょーは①を完全に無視して、②と③だけを重視してパソコンケースを選んでしまったわけです。
じゃあ、なぜ大きいマザーボードを買ってしまったのかと言うと、譲り受けたCPUが少し古いからです。
当たり前ですけど、例えば皆さん『iphoneが欲しい』ということで携帯屋さんに行きます。2020年の時代にわざわざ新品の初代iphoneが販売されているわけではないじゃないですか?お店には常に最新版のモデルが並んでいます。
そう、お気付きなのかもしれないですけど、『コンパクトサイズ』で『新品で自分が所有しているCPUのモデルに合っている』マザーボードが販売されていなかったということでしたw。(仕方なく中古買いました。動作問題なしです。)
パソコンを自作する気がなく、スペースを大幅に取りたくない方々にはミニタワー、スリムタワー辺りのパソコンを使用することをおすすめします。(マルチモニターを将来的に考えているのであればパーツの増設が簡単に出来るサイズになります。もちろん、あらかじめGPU付きのパソコンを購入すれば、サイズはミニタワー、スリムタワー以下でも問題ないでしょう)
例えるならばパソコンケースは飲食店になります。広い飲食店を経営する予定であれば、予め広い土地を用意しなければならないし、広いスペースを確保できているのであれば、テーブルや椅子のレイアウト、テーブル数の増減が簡単にできます。しかしながら、狭い飲食店を経営することになれば話は変わりますよね?テーブルのレイアウトはある程度固定しなければ、最適な数を設置することは難しいことに加えて、テーブル数を追加することが難しくなります。
パソコンも似たようなことが言えます。小さすぎるケースでは、カスタマイズできる範囲が限られてきます。
マザーボード
こちらに関しては、パソコンを自作したいと考えている方向けのお話になります。
マザーボードは、CPUやメモリなどのパーツを取り付けるための基板で、パソコンを動作させるのに必要不可欠なアイテムです。マザーボードの規格によって接続できるパーツが決まるため、パソコンの性能にも直結します。そのため、パソコンを自作するとき、CPUとともに最初に選ぶべきパーツです。
使いたいCPUまたは使いたいパソコンケースを先に決めておくと、それらに対応したマザーボードを間違えずに選ぶことができます。『CPUがマザーボードに装着できない』『マザーボードがPCケースに入らない』といった事態を避けるためにも、先にCPUかPCケースを決めておきましょう。
例えるならばマザーボードはキッチンになります。キッチンの広さが飲食店の店舗より広いことはありませんよね?それと全く同じ話で、パソコンケースとマザーボードをそれぞれ対応したサイズを選ばなければなりません。さらに、注意点としてCPUを料理人として覚えておいてくださいと上記で述べましたが、料理人とキッチンもしっかりと合わせないといけないです。寿司職人がラーメン屋さん専用のキッチンを使うことはありませんよね?w
マザーボードは大きく分けて2社向けに作られています。一つは皆さんもお馴染みの『core iシリーズ』を製造しているintel社と一般の方はあまり聞きなれないかもしれませんが、『Ryzenシリーズ』を製造しているAMD社があります。キッチンで言うと、寿司職人向けのキッチンとラーメン屋さん向けのキッチンしかありません。
また、その中でもCPUのシリーズ毎に対応したマザーボードもしっかりと確認しなければなりません。『core i7、i5、i3の第6世代』のCPUを使っているのであれば、第6世代のCPUを対応しているマザーボードの選択。『core i7、i5、i3の第2世代』のCPUを使っているのであれば、第2世代のCPUを対応しているマザーボードの選択という形です。
要は、料理長が『配膳ロボット』、『複数で最新の洗浄機』や『大きい冷蔵庫』を使用したいのであれば、それに対応したキッチンを選ばなければならないということです。
CPU
パソコンの頭脳ともいえる部分にあたるので、パソコンの購入を検討している方々がいれば、このブログに限らず色々なブログなどに目を通して購入をしましょう。
CPUとは人間で例えると、脳に当たります。簡単にいうと全ての命令を下す個所になります。
CPUの型番は『Intel Core i5-9300H 2.40GHz』と表記されたり、『Core i5-9300H』など省略した形で表記されることがあります。せっかくですから、今回は『Intel Core i5-9300H 2.40GHz』と表記されている方についてご説明をします。型番を分解していくと、『Intel』『Core』『i5』『9300』『H』『2.40GHz』に分かれます。
- 『Intel』はCPUの製造メーカーを表し、競合するメーカーはAMDになります。
- 『Core』はブランド名になり、Intel社のその他のブランド名として『Celeron』や『Pentium』があります。
- 『i5』はシリーズ名を示し、その他には『i3』『i7』『i9』などのシリーズがあります。
- 『9300』はプロセッサーナンバーと呼ばれ、世代番号としての意味合いを含みます。基本的に数字が大きいほど新しく高性能であります。iphoneで例えると、iphoneには『iphone 6』、『iphone 7』、『iphone 8』、『iphone X』といった形で様々なモデルが存在しますが、基本的に末尾の数字が高くなれば、高性能で最新モデルでになります。CPUのプロセッサーナンバーにも同じことが言えます。『core iシリーズ』では千の位で数字が飛びます。
- 『H』今回はあんまり触れませんが、特記したい機能性を示したいものに付けられます。上記にも述べましたが、ノートパソコンはデスクトップパソコンよりも格段に低消費電力の部品を使い、電力がムダなく使えるように工夫されています。そのため、末尾が『U、S、T』のようにノートパソコン向けに設計されたCPUが存在するということです。
- 『2.40GHz』はクロック周波数を表し、CPUが処理を行う際に発する信号を扱う速さで、この数値が高いと同じ時間内により多くの処理を行うことができるということになります。
さて、冒頭で少しお話した、『例えるならばCPUを料理人として覚えておいてください。』という例の下、CPUの選択をする際にだいたいで良いので理解してほしいこと3つ『クロック周波数』『コア数』『スレッド数』を考えていきます。
GPUの部分でもCPUについて触れているので、確認してね♪
クロック周波数
まずは、クロック周波数です。上記でも少し触れましたが、CPUの処理速度を数値化したものになります。この数字が高いと処理速度が速いことを意味します。料理長で例えると、『クロック数が低い=手際が遅く、料理提供が遅い』、『クロック数が高い=手際が良く、料理提供が素早い』ということになり、手際が良い料理長の方が同じ時間により多くの料理を作ることが出来ます。
コア数
皆さんはパソコンを買うときに、こういう表記を見たことはありませんか?『i7 4コア8スレッド』『i5 4コア4スレッド』パソコンにそこまで詳しい方にはさっぱりだと思います。『〇コア〇スレッド』についてここではお話をします。
CPUが登場したてのころは、『〇コア〇スレッド』という概念がなく1コアが主流で完結していました。料理人で例えると、1つのレストランに1人の料理人という形でお店を営業している形になります。
ところが、2005年頃からはじめて1つのCPUに対して2つのコアを搭載するCPUが登場するようになり、最近のCPUではマルチコアプロセッサ−のコアが入っているものが主流となりました。
レストランにおける料理人はまさにレストランの頭脳ですが、マルチコア化ということは、レストランの厨房に料理人が複数人いる、と言い換えると分かりやすいのではないでしょうか?
その後もCPUのコア数は増え続けるばっかりですw。
コアがまだ1つだった場合、CPU内で処理できる脳は1つしかありません。ですので『Windowsの起動だけ』など、使うソフトウェアが少ない場合には、コア1つでも十分処理が出来ていたということです。昔のWindows XPは非常に少ないメモリとCPU性能で動いたため、Windows XPを動かしながら、他のアプリで何かをする。ということも可能でした。
しかし、時間の流れと共に新しいOSのリリースがされたことにより、Windows Vista、Windows7になってからCPUに求める必要な処理性能は大きく伸びてしまい、当然のことながら1つのコアで処理が追いつかなくなりました。『Windowsの起動だけで精一杯なのに、他の仕事なんて出来ない。』というイメージです。一人の人材を酷使する。まさにブラック企業w
このことから、パソコンの動作が重たくなったため、解決策として登場したのがCPUの「マルチコア化」です。(ちなみに、当時Windows vistaの動作が重く感じたのは恐らくCPUのコア数が合わなくなってきたからだと思います)
情報処理ができる脳の数を複数に増やしたことで、同時に処理することが出来る数が増えたということです。1つのコアで4つの処理(Windows / Word / Chrome / Youtube)をするのはキツイですけど、4つのコアがあれば簡単です。
現在では、4コア、6コア、8コアなど多くのコア数を搭載したCPUが主流となっています。
多くの料理人がいれば、同時並行でたくさんの料理を作ることができますが、CPUにおいてもコア数が多いと同時並行で行える処理作業の数が増えるということになります。
ここまでの解説で「コア数」については十分に分かったと思います。まとめると、基本的にCPUのコア数は多いほど性能アップになります。
スレッド数
スレッド数とは情報処理ができる数。飲食店の例えを使って簡単に言い換えると、『コア=料理人』と考えることが出来ることに対して『スレッド=コンロ数』と例えると簡単です。
要は、『4コア4スレッド』と表記されているのであれば、4人の料理人と合計4口のコンロしかそのCPUは存在しませんということになります。このことから、『4コア4スレッド』では1人1コンロといった形で料理人が同時に調理できるものが1つしか出来ないことに対して、スレッド数を『4コア8スレッド』だと、1人2口のコンロに増えたことにより、1人が同時に複数の調理が可能となります。スレッド数が増えることでCPUの処理効率が改善し、結果的に性能が向上することになります。
まとめると、基本的にCPUのスレッド数は多いほど性能アップになります。
『4コア4スレッド』と『4コア8スレッド』を比較したときにどちらの方が性能的に上なのかというと『4コア8スレッド』になります。
すごいざっくりな感じで性能順に並べたらこんな感じです。FXトレードを頑張ろうとして新しくパソコンのご購入を考えているのであれば、『core i5』もしくは、それ以上の性能を持つCPUの検討をおすすめします。
(あんまり大きい声ではおすすめできませんが、用途次第では第8世代以降の『core i3』でも実は十分です。)
メモリ(RAM)
上記にもご説明をしましたので、ここでは簡単に触れます。メモリというのは作業中のアプリを一時保管するための役割を担います。飲食店の例えで言うと、キッチン台として考えてください。メモリのGB数が大きくなれば、キッチン台も大きくなり、GB数が少なければキッチン台が小さいということを意味します。
キッチン台が広いと、様々な食材を台上で味付けをしたり、包丁を使って食材を台上で切ることができ、広々として作業を行うことが出来ます。
逆にキッチン台が狭いと色々と不便ではないですか?例えば、食材に味付けを加えて、食材を切る作業が同じキッチン台で出来ないことになり、作業の効率性が落ちてしまいます。
それと同じような感覚で、作業の効率性を求めるためには、ある程度のGB数を搭載したパソコンが必要になります。
仮にCPUにものすごくこだわって『core i9』のCPU購入を検討してもメモリを2GBだけ搭載するのでは全く意味がありません。パソコン選びはバランスが大事です。
いくら『core i9 10コア20スレッド』という10人の料理人と20口のガスコンロを備えたCPUでも、作業台であるキッチン台が狭すぎて何も出来ないような状態だと、ただの宝の持ち腐れになります。
メモリの選別もしっかりと注意をしてください。
ご購読者様の用途にもよりますが、簡単な作業(ネットサーフィン、ユーチューブ、トレード、書類作りなど)であれば、最低限8GBのメモリを検討しましょう。
多い分には特に問題ありませんが、トレードを前提としてパソコンを新規調達するのであれば、最低8GBです。どんなに少なくてもストレスなく作業を行いたいのであれば8GBですw。
※ただし8GBというのは現在の最低限のラインです。というのもMicrosoft の開発部門の責任者が「今後 Windows 11 はもう登場しない。Windows 10 が最後のWindows だ」ということを公言していますが、実際、何が起きるか分かりません。現在では8GBで問題なく操作できても新しいOSを導入されては8GBでは不十分という時代になるのかもしれません。
ストレージ
ストレージは、例えるならばストレージを冷蔵庫です。
ストレージでは、メモリと違い、長期保存を目的とした種類のメモリです。そこには、OS、つまりwindows10や写真、動画、書類などが保存されています。
ストレージ関連で注意してほしい事項としては、ハードディスクの種類です。ハードディスクの種類には大きく2つあります。一つ目はHDD、二つ目はSSDです。
なにが、違うのかと言うと、データの読み込み速度がびっくりするぐらい違います。
- HDD遅い(安い)
- SSD早い(コスト的に少し高い。だが、普及が進んだことにより安くなっている)
この上記のことさえ覚えておけばいいでしょうw
例えば、パソコンの電源を入れた際の起動時間がHDDでは30秒以上かかるのに対して、SSDでは10秒未満の時間でOSが立ち上がります。さらに、OSのみのお話だけではなく、アプリ、動画、写真を開く時間も圧倒的に早いです。
HDDは内部にディスクを回してデータの読み書きをしているので、どうしても時間を取られてしまいます。一方のSSDでは電気信号によりデータの読み書きが行われているのでストレスなくパソコンの操作が出来るわけです。
チャートがフリーズする原因は一つではありませんので断定はできませんが、HDDを選択するよりもSSDの検討をされた方がチャートがフリーズするリスクを回避できます。
パソコンをこれからご購入される方々は、SSDが搭載されたパソコンを断然おすすめしますが、容量はどうでしょか?目安程度にどのぐらいの容量があれば安心できるのかを載せておきます。
- チャートの表示、ネットサーフィン、メール、書類作成 120GB台でOK
- 少し多めのソフトをインストール、ネット上の画像や動画の保存、PowerPointなど画像や映像を多く使う、容量の軽いゲームのインストール 250GB台でOK
- 子供や動物などの写真がそこそこ保存したい方(最近のスマートフォンのカメラ性能が飛躍的にアップされたことによりデータがかなり重くなっています。かちょーが使っているsony xperia5 で写真を撮ると容量が4MB~10MB近く重いデータとして保存されますw)500GB台~1TB台でOK
- 写真だけでなく動画も保存したい方、動画制作、ゲーム 1TB台~以上が好ましいです。
2020年12月末の時点で、SSDの普及が広まったことによりかなり価格はダウンしています。
250GBで4,000円台、500GBで6,000円台と本当に大差ないくらい価格差が縮まっています。
ちなみに、かちょーが3年前くらいに購入したSSDの価格は128GBで確か7,000円以上10,000円以下の間でした。それに比べたら、今なんて恵まれていますねw
GPU
よくCPUとGPUを間違った認識認識で覚えている方々がいます。ざっくり説明すると、CPUとはパソコン全体のプログラムやシステムの処理を担当している。逆にGPUとは画像処理に特化した専門班というわけです。
『GPU=グラフィックスボード=ビデオカード』として覚えても特に問題はないでしょう。
料理人は調理から配膳、皿洗い、何でもできますけど、一人で全てをこなすのは中々厳しいですよね?それでは、お店が回らないということでアルバイトスタッフを採用して役割分担をしますよね?それと似たような感覚でGPUが存在します。
実は、GPUがないと画面に映像を出力する事が出来ず、操作が困難になります。実質GPUはPCにとって必須です。今この記事をパソコン(スマートフォンなども含む)で閲覧しているのであれば、その端末にもGPUが搭載されています。
GPUの搭載、非搭載を知るのも大事ですが、モニター接続に使われる端子にも気を付けましょう。『VGA』『DVI』『HDMI』『Display Prt』など様々な接続端子があります。マルチモニターとして接続する場合にはどのケーブルが対応するのかを注意しましょう。
パソコン周辺機やケーブルのご購入サイト
GPUの種類
内蔵GPU
一つ目は内蔵GPUです。上記でも少し述べたように、GPUはPCにとってほぼ必須なものです。ただし、必ずしも別途GPUを搭載したパーツが必要とは限りません。CPUにGPUが内蔵されたものが存在することにより、わざわざ別途購入する必要はありません。これを内蔵GPUや内蔵グラフィックスと呼びます。
内蔵GPUは単体のGPUと比べ、消費電力や発熱が少なく、設置スペースが要らない、別途GPUを用意する費用が要らない、などのメリットがあります。
ただし、デメリットとして、単体のGPUより性能は非常に低いということがあります。重いゲームや画像関連の専門的な処理をしないなら十分といえるくらいの性能はありますが、基本的にはとりあえず使える用程度の性能しか持ち合わせていないと思った方が良いです。
また、CPU名の末尾を見ればGPUが搭載されているのかどうかを確認できます。
Intel社の『core iシリーズ』であれば、F、PがついているCPUはGPUが非搭載になりますで、別途GPUの購入が必要です。
ちなみに、GPU搭載のCPUで普段使いの使用なら全然問題はありません。将来的にマルチモニターでチャートを監視したい方々には内蔵GPU(パソコンのスペックで左右されるが)で2枚~3枚のモニターまで接続が可能です。
それ以上のモニター数になると単本のGPU(別途GPU)の接続が必要になります。
単体のGPU
二つ目は単体のGPUです。CPUに内蔵されている場合とは異なり、CPUとは別に存在して稼働するGPUです。主にグラフィックボード(グラボ)やビデオカードと呼ばれるパーツに搭載されており、そのGPUが搭載されているグラボをPCに搭載する形になります。
性能は、基本的に内蔵GPUよりも性能が圧倒的に高いです。現状(2020年時点)では、最新の3Dゲームや画像編集等を快適にしたいなら単体のGPUが必須となります。ただし、性能の高さと引き換えに消費電力・発熱が多い、設置スペースが必要、高価などといったデメリットがあります。
マルチモニターでチャートを監視する方々にはGPUがCPUに内蔵されているものではなく、別途搭載している方をおすすめします。
OS
現在では『Windows Vista』『Windows 7』『Windows 8』は既にサポート終了となっています。唯一『Windows 8.1』が2023年1月10日まで延長サポートを行っています。
セキュリティー向上の観点から、『Windows 10』を選ばない理由はありませんね。
現在でも『Windows 7』や『Windows 8』をご利用されている方々は『Windows 10』へとアップグレードをすることをおすすめします。
ただ、問題点として現在お使いになられているパソコンが古すぎたら、アップグレードした際に動作が重くなる可能性があります。簡単に言うと、『Windows 10』のモデルに対して元々設計されていないのでメモリが不足する可能性が高いです。
もう一つ、OSで気を付けたいのが、『bit数』です。32bitと64bitが存在しますが、必ずと言っていいほど『64bit』を選んで購入しましょう。
簡単に言うと、『32bit』ではパソコンの制約があります。例えば、一番代表的なのがメモリの認識です。『32bit』では最大4GBまでしかメモリを認識できません。ストレージ面では、HDDの容量は最大2TBまでしか使用できないという制約が有ります。
結論、『32bit』を選ぶ理由がないため、『64bit』を選んで購入しましょう。
(メモリの増設も『32bit』では4GB以上の増設も不可能になります)
電源
こちらに関しては、パソコンを自作する人が該当するお話なので軽く触れて終わります。
自分が使用する予定のあるパーツに対して適切な電源ユニットを選ばないといけないことになります。
『なぜ適切な電源ユニットをしっかりと選ぶ必要があるのか?』簡単に言えば、パソコンの故障に最も影響が大きいからです。さらに厄介なのが、他のパソコン部品と違って、電源ユニットは故障する時に他の部品も巻き込んで壊す可能性が高いからです。
パソコンの電源ユニットの選び方は、システムの最大消費電力の2倍の電源を選べば問題はありません。
キーボード、マウス、その他
ご購読者様の判断にお任せしますw
ただ、かちょー的にマウスだけは有線にすることをおすすめします。エントリーしている最中に無線マウスを使って電池切れが生じたら、シャレになりませんからねw
無線、有線に限らず、マウスやキーボードは消耗品ですので、マウスだけは予備を準備することも併せておすすめします。
トレード環境を整えるのもすごく大事です。この機会に新しいデスクや椅子などの検討はどうでしょうか?(下のバナーからご購入が可能です。)
お店やインターネットで注文するならば、これにこだわろう!
新品・最新のパソコン
お店に行くとあれこれおすすめされて結果的に20万円、30万円と高額な買い物をする形に陥りやすいです。
ゆっくり自分が必要なものを購入したいのであれば、ネット注文がおすすめです。
デスクトップパソコンをご検討の方は、下のURLよりご選択頂いた方が賢明です。
持運びが可能なノートパソコンがどうしても欲しい方々はLenovoさんの超薄型で軽量の『ThinkPad』モデルや『Yoga』モデルなどがおすすめです。
ノートパソコン+モニター1枚としてご利用されたい方々は『ThinkBook 13s Gen 2』がおすすめではないでしょうか?
必要最低限
簡単にまとめると(予算を10万円台を想定しています)
- CPU:『Core i3』第8世代以上~
- GPU:内蔵GPUで十分
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:SSD128GB台(用途による)
- OS:Windows 10 64bit版
- インターネット回線:固定回線推奨。ポケットWI-FIでも可。(お住まいの地域によります)
これがあれば安心!
簡単にまとめると(予算を10万円台を想定しています)
- CPU:『Core i5』第8世代以上~
- GPU:内蔵GPUでも可。単本GPUであれば、『GTX1650以上がおすすめ』
- メモリ:8GB以上(16GBあれば安心)
- ストレージ:SSD128GB台(用途による)
- OS:Windows 10 64bit版
- インターネット回線:固定回線推奨。(停電やネット回線の不調の時にポケットWI-FIがあれば安心)
中古市場・どこまで求める?
中古市場でパソコンを購入をするのであれば、yahooさんですかね?
かちょーも実際のところ学生だったころ、何度かお世話になったサイトですw

必要最低限
簡単にまとめると(予算を8万円前後を想定しています)
- CPU:『Core i7』第2世代以上~、『Core i5』第2世代以上~、『Core i3』第6世代以上~
- GPU:内蔵GPUでも可。
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:SSD128GB台(用途による)
- OS:Windows 10 64bit版
- インターネット回線:固定回線推奨。ポケットWI-FIでも可。(お住まいの地域によります)
これがあれば安心!
簡単にまとめると(予算を10万円前後を想定しています)
- CPU:『Core i7』第4世代以上~
- GPU:内蔵GPUでも可。単本GPUであれば、『GTX1050以上がおすすめ』
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:SSD128GB台(用途による)
- OS:Windows 10 64bit版
- インターネット回線:固定回線推奨。(停電やネット回線の不調の時にポケットWI-FIがあれば安心)
結論
現在では、『インターネット』という最強の武器でちょっと検索すれば直ぐにどんな情報でも手に入る時代になっています。電気屋さんという他人に全ての判断を委ねるのは勿体ないです。(もちろん、ネット上での情報には間違いもいくつか存在する)
世の中には無数の選択肢が可能となっている時代です。
自分の判断で何が『良い』『悪い』『必要』『不要』の判断が出来るように知識を付けるのは当たり前となっている時代です。時代に追いつけずパソコンのお話に限らず情報弱者、リテラシーが低い人ほど順番に詐欺に合ったりするものです。
自分が損しないために何かを購入しようと考えているのであれば、最低限の知識を身につけましょう。
かちょーなんか知識を少し付けただけで、パソコンの購入を総額5万円以下でスペックの良いパソコンを購入した内の一人ですので『時間がもったいない』『難しい』という理由だけで諦めたりするのはやめましょう。
改めて、今回のパソコンを選ぶ際のポイントをまとめました
- ノートパソコン、デスクトップの選択(自分の生活スタイルで判断)
- CPUは『core i5』もしくは、それ以上がおすすめ
- メモリは最低限8GB
- ストレージ(ハードディスク種類)はSSDにこだわろう
- 中古市場からの購入にはOSに気を付けよう『Windows10』を選択
- グラフィックスボードはモニターを2枚以上の使用を考えているとき
最新で新品のパソコンもけっこう安価で仕入れることができたりします。中古市場よりも新品の購入をおすすめします。
以上、渾身の合計で16,674文字でしたw
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